【速報・訪問記】2018年12月～マニラ・ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)のANA指定ラウンジが変更！広く快適で豪華なラウンジになってマニラ便の快適性はANAがJALを逆転か！？

まだまだ2018年の旅行記が溜まりに溜まっているのですが、速報的に1本だけ最新情報の記事を出したいと思います。

フィリピン・マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)から東京へは、JAL・ANA共に直行便があり、短距離と中距離の中間的な距離にもかかわらず、最近は両社とも新型機種を投入するなど力を入れています。

JALは古くて狭いターミナル1、ANAは少し新しく広いターミナル3の発着ですが、ラウンジに関してはJALが自前のサクララウンジを使えたのに対し、ANAはSKYVIEW Loungeという、とてもとても狭い共用ラウンジの一部を使えるに過ぎなかったのです(スターアライアンスゴールド会員はシンガポール航空ラウンジも利用できるので、そちらに流れている人も多かったと思います)。サクララウンジも広いとは言えませんが、まだフードもそれなりにあり、また専用ラウンジということで、SKYVIEW Loungeよりはマシだったように思います。

しかし！2018年12月から、ANAの指定ラウンジが変更になり、大幅にパワーアップしていました。このたび(2019年1月)に新ラウンジへ初訪問したので、今日はそちらの紹介をしたいと思います。

新しい指定ラウンジは、「PAGGS Lounge」といい、SKYVIEW Loungeの一つ奥にあります。エレベーターから近い順に、キャセイ→シンガポール→SKYVIEW→PAGGSです。

以前の指定ラウンジは、現在エミレーツが単独使用しているようです。

こちらがPAGSSラウンジの入口。指定航空会社は現状ANAだけのようです。利用した日は搭乗時刻が遅れたのでが、ANA便の情報については日本語・英語でアナウンスが流れるので便利です。

ラウンジインビテーションと搭乗券、パスポートを提示して受付です。ちなみに、プライオリティパスやラウンジキーでも入場できるようです。

中に入ると、とにかく広さにびっくりします。ソファーエリアも入り口付近と最奥に2か所あり、間にはダイニングエリア、カウンターエリアが広がっています。

カウンターだけでなく、ほとんど全ての席に電源タップがありました。

フードエリアも、以前とは比べ物にならないほど充実しています。

スープと、フィリピン風のお粥です。お粥はフィリピン風だけあって味が濃い(塩辛い)ですが美味しいです。

前菜類も何種類かあります。

「特製牛丼」がありました。マニラ駐在のANAスタッフが開発に関わったという力の入れようです。共用ラウンジの扱いですが、やはりANAがメインという感じですね。

牛丼と、フィリピン風焼きそば。

こちらが特製牛丼です。具は薄味で美味しかったです。ただお米は現地米なので牛丼にはイマイチでした。

フィリピン式の豚まんやシュウマイなど、点心類もありました。

さらに、フィリピン日清のカップ麺も数種類あります。このほかスナック類もあり、食事に関しては充分な種類・量がありました。

アイスクリームも大量に置いてあります。

飲み物は、アルコール・ノンアルコール共に一通り揃っています。ジュースはオレンジとマンゴーがありました。

冷たい飲み物類。ビールはやっぱりサンミゲル(缶)です。

フード・ドリンク類も以前のラウンジに比べるとかなり充実していました。

SKYVIEW Loungeにはシャワーがありませんでしたが、こちらには2か所あります。スタッフの方に声をかけると、鍵を開けてくれます。私が利用した際は待ち時間ゼロでした。中はシンプル。

シャワーはレインシャワーと手持ち式の両方あります。水圧はちょっと弱め。シャンプー類は備え付けでした。

洗面台にはドライヤ―が付いています。ただ、アメニティ類は一切なし。あるのは一枚のバスタオルだけでした。スリッパや足ふきマットも無いので少し不便ですが、清潔感のあるシャワー室でした。

このほか、ラウンジ内には日本の新聞・雑誌も多く置いてあります。日本語のできるスタッフはいませんが、スタッフの方はみなフレンドリーでした。何より、以前のラウンジは空席が無いほど超満員になっていたのに対して、今度のラウンジはANA便の出発前でも半分ほどしか椅子が埋まっていないので、非常にリラックスすることができます。

免税店に関しては元々ANAの利用するターミナル3が圧倒的に豊富なので、このラウンジになってからは東京・マニラ便の利便性・快適性でANAがJALを逆転した感があります。

そのうち、以前のマニラANAラウンジ(SKYVIEW Lounge)訪問記やマニラJALサクララウンジ訪問記も書く予定ですので、そちらもぜひご覧ください。